内容

  1. データサイエンスの評価基準(2回目)について
  2. グラフ読み取りの授業事例について(兵庫県立姫路西高等学校 林宏樹)
  3. データサイエンス指導実践発表(香川県立観音寺第一高等学校 石井裕基)

研究会詳細

1 データサイエンスの評価基準(2回目)について

第1回の評価基準を改良した形をもとに、協議しました。 高等学校における全校生徒を対象に指導する評価のつけ方の事例を出し合いました。
  • 松山南高校の事例紹介。SSHで作成したルーブリックをデータサイエンスに改良して実施している。
参考:「データサイエンスⅠ」生徒の取組評価用ルーブリック 参考:松山南高校のルーブリック評価開発教材
  • 姫路西高校は積み上げ式評価シートで11月に研究発表を評価し、生徒と教員の評価に有意差があるか検証する。
  • 今後は、定期テストの教材を作成していきたいです。(事例を求む!)

2 グラフの読み取りの授業事例について

データサイエンスに関する授業実践として、グラフから本質を読み取る授業実践を提示。 体育の体力測定の結果を素材とし、箱ひげ図による比較の事例を紹介しました。高度な研究活動につなげるために、グラフの裏側を読みとる習慣を身につけ、生徒にどのような例題を見せられるかを検討しました。
  • 高校生にわかりやすいデータがあれば提供を求む!
  • ご紹介の参考資料 社会実情データ図録 本川裕 先生

3 香川県立観音寺第一高校 石井先生による実践指導事例

統計的探究の指導事例を発表していただきました。
統計データ分析コンペティション2019 特別賞 「⾹川県の交通事故発⽣の要因を交通違反件数を基に分析する」
最終的な受賞作品はリンク先でみることができますが、研究指導をする教員としては、その裏側である研究当初のbeforeからの変化を知りたいと考えました。今回は、どのような指導助言をしたのかを発表いただき、参加校の皆様で研究指導の共有をしました。
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