内容

  1. データサイエンス指導実践発表(愛媛県立松山南高等学校 渡部靖司)
  2. 信頼区間・検定に関する授業実践発表(神戸大学附属中等教育学校 林兵馬)
  3. pythonによるデータ分析授業について(兵庫県立姫路西高等学校 林宏樹)

    研究会詳細

    1 データサイエンス指導実践発表

    愛媛県立松山南高等学校の渡部靖司先生の指導実践です。

    普通科における「データサイエンスⅠ」の授業におけるRESAS(地域経済分析システム)の活用事例や,j-statの活用により、生徒の統計的探究の事例であった。

    質疑では、評価のつけ方についての質問があり、テストでの評価、ルーブリックでの生徒評価、担当教員の評価での評価である事例が出ました。

    • 松山南高校の事例紹介。SSHで作成したルーブリックをデータサイエンスに改良して実施している。

    参考:「データサイエンスⅠ」生徒の取組評価用ルーブリック
    参考:松山南高校のルーブリック評価開発教材

    2 信頼区間・検定に関する授業実践発表

    神戸大学附属中等教育学校の林兵馬先生による指導実践です。

    数学の教科書の内容を説明するだけでなく、生徒が興味関心をもつように工夫されています。実際に手を動かしてデータを触って理解を深めておられ、Excelを用いながら少しずつ理解を深める数理学的な観点と探究的な観点を融合した取り組みでした。

    3 データ分析におけるpythonの有用性を伝える授業実践発表

    兵庫県立姫路西高等学校の林宏樹先生による指導実践です。

    統計的探究を実践していく上で、データの可視化を比べていく重要性を認識させるが、生徒はなかなか可視化をすることに時間がかかります。しかし、pythonを利用すれば、数行のプログラムで大量の可視化が可能になる有用性を伝え、一人でも多くの生徒がpythonを活用するように促す授業を展開していく内容でした。化を知りたいと考えました。今回は、どのような指導助言をしたのかを発表いただき、参加校の皆様で研究指導の共有をしました。

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